2012年3月5日月曜日
橋下徹大阪市長のツイート 3月3日
2012年03月03日(土)
なぜ国会で物事が決まらないのか、物事が進まないのか。新聞中心にもっと議論をせよ!合意点を見い出せ!と批判する。統治機構に問題があるというのが僕の持論。そもそも日本の政治は決定できる仕組みになっていない。だから決定できる仕組みに変えるべきだと。
posted at 00:50:07
それとは別に、日本には決定できる民主主義が根付いてない。政治は国民の鏡。民主主義の要は議論だが、議論の流儀について、僕らは教育を受けない。現実の政治における議論は、新聞の論説やテレビコメンテーター、学者と違い、あくまでも手段である。メディア・学者は、議論することが目的。
posted at 00:52:09
結着が付かなくても延々議論した方が良いと言うのがメディアや学者、自称インテリ。しかし、政治において、いや日常生活において、もっと言えば民主主義の議論とは、物事を決めるための手段である。この民主主義の議論の流儀は、お互いに自分の具体案を提示すること。これが全て。
posted at 00:53:44
日本の議論は、誰かが意見を言うと、それに反対するのみ。ひたすら反対。延々に反対。反対する側は、反対するだけで許されるのが日本の議論。しかし本当の議論では反対する側は、自らの対案を出さなければならない。そしてお互いの具体案について、それぞれ批判し、自説の優位性を主張する。
posted at 00:57:26
そして最後はどちらの案がよりベターなのかで決着を付ける。物事に絶対的な正当性などない。何かしら弱点や問題点はある。その弱点や問題点を延々追及するのが日本の議論。そして結局、何も決まらない。お互いに案を出して、それぞれを検討する。そして最後はどちらかを選ばないといけないようにする。
posted at 00:59:37
日本の議論は、ある主張とそれに対する反対論のみ。最後にどちらかを選ぶというものではない。反対する側は反対するだけ。ではあなたの具体案は?と問うと何も答えられない。僕が言論で批判するのは、日本の民主主義をダメにしている、そして自分では全くそれに気付いていないこういう自称インテリです
posted at 01:02:22
この日も、深夜に6回のツイートを発信しています。その中で橋下氏は「そもそも、日本の政治は決定できる仕組みになっていない。だから決定できる仕組みに変えるべきだ。」と言っているようです。
しかし、現状を変えにくい仕組みになっていることは確かだと思いますが、物事を決められないと言うのは事実に反すると思います。変えないことも一つの選択だと思うからです。憲法改正にしても、再軍備にしても、核兵器の保有にしても橋下氏が必要だと考えるのであればそれを掲げて国政に打って出ればいいのです。そこを明言せずに、制度論を強調して変えることに対するハードルを下げようと言う魂胆をもってのことと言われたら、「それは邪推だ」と言うのだろうか。
橋下氏の主張は「現状を簡単に変えることが出来る仕組みに日本の国を変えるべきだ。」と言うべきではないか。選挙で勝ったら、何でも決められる仕組みにしようということではないのか。選挙で多数を取ったら、また、政治体制を変えにくい仕組みにかえることも出来てしまうとすれば恐ろしいことだ。議論も、説得もせずになんでも決められるのだから。そんなに簡単に重要事項が決まってしまっていいのだろうかというのが普通の国民の気持ちなのでは無いだろうか。
次に、「対案を持たずに反対するだけ」とマスコミや評論家を攻撃している。(「自称インテリ」などと言わない方がよろしい。)でも、橋下さんの主張も賛成する人も居るが、反対論が共感を呼ぶだけの理由もあるのと考えるべきだ。あなたが言う「日本の民主主義をダメにしている・・自称インテリ」がどんなに反対してもその人たちは政治には参加していないのだから無視すれば良い。だから、その人たちがどんなに反対しても多くの国民に支持されるような提案であれば、政治の場では、反対勢力を説得できるはずではないか。それが、民主主義なのではないだろうか。
橋下氏は、変えなければ仕事をしていないと考えているようだが、変えないことにもエネルギーが必要なのですよ。黙っていても時は流れ、人は変わり、人の世は無常なのだ。
橋下氏は、いつも自分を特別の立場において物事を思考する。橋下氏は、いつも自分は正しい、しかも判断を誤ることは無い。変えることは正しく、現状にとどまることは悪であると考える。反対するものは、議論して納得させようとせず全面的に対決し否定する。このような手法はやはり好きにはなれない。
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